文芸・出版・批評 <br>文学フリマと軽出版から考える

2025.1.5

文芸・出版・批評
文学フリマと軽出版から考える

出演

仲俣暁生、佐々木敦

日程

1月5日(日)
13:00〜16:00(予定)

料金

予約 2,000円 当日 2,500円

1.5 SUN13:00
  • オープンはスタートの30分前から

仲俣暁生と私は同い年(1964年生まれ)、ともに今年還暦を迎えた。
それはまあいいとして、現在、文芸批評の執筆のみならず、自ら「破船房」を興して「軽出版」を実践している彼と久々に語り合ってみたいと思い、長時間の対談イベントを企画した。
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仲俣君とは彼が伝説の情報誌CITYROADの編集者だった時に出会ったので、すでに35年になろうとする間柄である。思い出すのは1995年3月20日、オウム真理教による地下鉄サリン事件が報じられた時、彼と長電話をしていたことだった。そういうことはなぜかよく覚えているものだ。
それはまあいいとして、彼と私はこのイベントのタイトルとした「文芸・出版・批評」について、立場的に似ているところもあれば違うところもある。それぞれに対する考え方も同じところもあれば異にするところもあるだろう。しかしおそらく二人とも、現状(がどのようなものなのかも議論の対象ではあるが)に多少とも心配(というマイルドな言い方にしておく)を抱いているのは確かだと思う。
現状の確認と、問題点の整理と、展望と、未来への方策を、二人でじっくりと論じてみたい。
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佐々木敦

予約方法:
info@scool.jp にてメール予約受付。
※件名「文芸・出版・批評」本文に「名前」「電話番号」「枚数」をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、 必ず事前にご一報ください。
※入場時に手指のアルコール消毒と非接触の検温をさせて頂きます。体調の優れない方、37.5度以上の熱がある方は来場をご遠慮ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

仲俣暁生

編集者・文筆家・大学教員。1964年東京都生まれ。主な著書に『極西文学論』(晶文社)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『失われた「文学」を求めて【文芸時評編】』(つかだま書房)など。2023年に軽出版レーベル「破船房」を立ち上げ、『橋本治「再読」ノート』、『ポスト・ムラカミの日本文学』改訂新版、『東アジアから読む世界文学』などを相次いで刊行中。

佐々木敦

1964年名古屋市生まれ。批評家。HEADZ。SCOOL。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。文学ムック「ことばと」(書肆侃侃房)編集長。早稲田大学非常勤講師。立教大学兼任講師。劇場創造アカデミー講師。芸術文化の複数の領域で執筆などを行なっている。著書多数。近著として『成熟の喪失 庵野秀明と〝父〟の崩壊』(朝日新書)、『「教授」と呼ばれた男ー坂本龍一とその時代』(筑摩書房)、私家版『佐々木敦による保坂和志(仮)』『佐々木敦による阿部和重(仮)』など。