『いなくなっていない父』刊行記念<br>金川晋吾映像作品上映会「いなくなっていない父 2008-2022」

2023.8.26 - 8.27

『いなくなっていない父』刊行記念
金川晋吾映像作品上映会「いなくなっていない父 2008-2022」

上映作品

Aプログラム
『いなくなっていない父 2008-2022』約30分(予定)
『father 2008.12.08』(5分)
『father 2011-2013』(37分)
 
Bプログラム
『father 2008.12.08』(5分)
『father 2015.05.18』(54分)

日程

8/26(土)
15:30 A + トーク
18:30 B + トーク(ゲスト:佐々木敦)

8/27(日)
15:30 A + トーク
18:30 B + トーク

※アフタートークについて
各回上映後に金川晋吾さんのトークを予定しております。
金川さんによる作品解説のほか、来場者の方とも質疑応答・感想を交わせればと思います。(進行:本間永士)
26日の2部は佐々木敦さんと金川さんによる対談を行います。

料金

各回 1,500円
1日通し 2,500円

8.26 15:30 A + トーク18:30 B + トーク
8.27 15:30 A + トーク18:30 B + トーク
  • 開場は上映時間の20分前になります。
CLOSE

『いなくなっていない父』(晶文社)の刊行を記念して、著者である金川晋吾さんによる映像作品の上映会を実施いたします。
_ 
自身の父を写真に収め続けてきた金川さんが並行して撮影していた映像作品と新作のスライドショー作品を公開いたします。
『いなくなっていない父』とあわせてお楽しみいただければと思います。

<作品紹介>
_

『father 2008.12.08』(5分)
父が歩いているところを撮った作品
_

『father 2011-2013』(37分)
2008年から2009年にかけて、父は社会からドロップアウトするかもしれないような危うい状態にあったが、2009年の9月に自己破産等もろもろの手続きが完了し、危機的な状態からは脱した。以後数年間、とくに何をするでもなくずっと家にいる父の様子を映像で撮影した作品。無声作品。
_

『father 2015.05.18』(54分 西澤諭志との共作)
これまで撮ってきた父の写真と、父について書いた日記を収録した写真集『father』を出版したいと考えた作家が、自分のことが本になって世の中に流通することについて父自身がどう思うのか、また当時のことについて今どう思っていて、当時は何を考えていたのか、改めてインタビューをしにいったときの映像をまとめた作品。
_

『いなくなっていない父 2008-2022』約30分(予定)
撮影をはじめた2008年から直近の撮影の2022年12月まで、作家が15年間父を撮った写真を編集したスライドショー作品。
_
(文:金川晋吾)

予約方法:
info@scool.jp にてメール予約受付。
※件名「いなくなっていない父 2008-2022」本文に「名前」「電話番号」「ご希望の日程(1日通しをご希望の場合はその旨も)」「枚数」をご記入ください。複数名でご予約の場合、全ての方のお名前と連絡先をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、 必ず事前にご一報ください。
ご来場の際はマスクの着用をお願いします。また入場時に手指のアルコール消毒と非接触の検温をさせて頂きます。体調の優れない方、37.5度以上の熱がある方は来場をご遠慮ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

企画:本間永士
宣伝美術:疋田理沙

金川晋吾

写真家。1981年京都府生まれ。神戸大学発達科学部卒業。 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016年『father』(青幻舎)、2021年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)、2023年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』(植本一子、滝口悠生との共著、自費出版)を刊行。また現在、長崎のカトリック文化や平和祈念像、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』(書肆九十九)を刊行に向けて準備中。近年の主な展覧会に、18年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、22年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館など。