なぜ「根本芸術」か?――『TEXT BY NO TEXT』刊行記念トークイベント+「NO TEXT」公演

2023.3.12

なぜ「根本芸術」か?――『TEXT BY NO TEXT』刊行記念トークイベント+「NO TEXT」公演

トーク登壇者

橘上、松村翔子(前半のみ)、山田亮太、鈴木一平、h、山本浩貴

日時

3/12(日)13:30~
※詳細はタイムスケジュールをご確認ください

チケット代金

トーク:2,000円
公演:1回1,500円、4回通し券4,000円

3.12 SUN13:30(トーク)
3.12 SUN17:30(「NO TEXT」上演)
3.12 SUN19:00(「NO TEXT」上演)
3.12 SUN20:30(「NO TEXT」上演)
3.12 SUN22:00(「NO TEXT」上演)
CLOSE

橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』が、いぬのせなか座より発売されました。
詩人にしてバンド「うるせぇよ。」のヴォーカルとしても活動する橘上が2016年より続ける「NO TEXT」。読みあげる書物も戯曲もなく、身一つで舞台に立ち、言葉を即興かつ高速に発し続けるそのパフォーマンスをもとに制作された4冊の新詩集/戯曲を、トークと上演、合計9時間半(休憩・転換込)でもって多角的に解剖/展開します。
_
トークには、著者3名のほか、いぬのせなか座第一期メンバーである鈴木一平とh、そしていぬのせなか座主宰の山本浩貴が登壇。
著者らの背景にある詩や演劇の歴史・文脈・認識の開示はもちろん、橘の言う「根本芸術」とは何か、即興と共同制作の関係性、お笑いと詩、演劇と朗読、橘上とChatGPTなど……『TEXT BY NO TEXT』に収められた、あるいはそこからひろがりうる問いが縦横無尽に飛び交うものとなるでしょう。
_
さらにトーク後には、『TEXT BY NO TEXT』の発端・素材となった橘上によるパフォーマンス「NO TEXT」が、4回続けて上演されます。
橘いわく、自らの限界への挑戦だという今回の試み。そこに現れる言葉とは、またそれを発する肉体とは、はたしてどのようなものとなるのか。
_
トークだけ、あるいは上演だけの参加も、もちろん歓迎です。
上演に関しても、初回だけを見るもよし、最終回だけを見るもよし。4回すべてを見て初めて経験されるものもあるでしょう。
ぜひご都合にあうかたちで、お立ち会いください。
_
※今回のイベントに向けて、橘さんよりメモが届いています。内容はもちろん、そこにある言葉のありようも含めて有益であろうと考え、橘さんの許可のもと、以下に公開します。
https://docs.google.com/document/d/19wae5Kub8LmyBMNitFLXUQK31WZPb_8RPJtXCPSwTcQ/edit?usp=sharing
_
(いぬのせなか座・山本浩貴)

タイムスケジュール:
<トーク>
13:00 受付開始
13:30 トーク開始
16:10 トーク終了
_
<橘上「NO TEXT」(4回公演)>
17:00 受付開始
17:30 「NO TEXT」1開始
18:30 終了
_
18:45 受付開始
19:00 「NO TEXT」2開始
20:00 終了
_
20:15 受付開始
20:30 「NO TEXT」3開始
21:30 終了
_
21:45 受付開始
22:00 「NO TEXT」4開始
23:00 終了

予約方法:
info@scool.jp にてメール予約受付。
※件名「なぜ「根本芸術」か?」本文に「名前」「電話番号」「枚数」(※「NO TEXT」公演予約はご希望の回も)をご記入ください。複数名でご予約の場合、全ての方のお名前と電話番号をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、必ず事前にご一報ください。
ご来場の際はマスクの着用をお願いします。また入場時に手指のアルコール消毒と非接触の検温をさせて頂きます。体調の優れない方、37.5度以上の熱がある方は来場をご遠慮ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

橘上(たちばな・じょう)

詩集『複雑骨折』(2007・思潮社)、『YES (or YES)』(2011・思潮社)、『うみのはなし』(2016・私家版)。
バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。向坂くじら・永澤康太との詩のパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動。
2013年第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト「a poem written by 5 poets at once」に参加。
同年、スロヴェニアの詩祭「詩とワインの日々」に日本人として唯一参加。
以降、「LITFEST」(2014・スウェーデン)「SLAMons&Friend」(2015・ベルギー)「Brussels Poetry Fest」(2016・ベルギー)等、海外でのリーディングを重ねる。
2016年より本を持たない朗読会/即興演劇「NO TEXT」を始める。

松村翔子(まつむら・しょうこ)

劇作家・演出家・俳優。2000年より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2013年に演劇ユニット「モメラス」を旗揚げし、劇作・演出を始める。
メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。
『こしらえる』『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』『渇求』が「岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネート。
2021年 ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク)にて『こしらえる 』、2023年 ロイヤルコート劇場(ロンドン)にて『28時01分』の英訳リーディング公演が上演される。

山田亮太(やまだ・りょうた)

詩人。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社)、『誕生祭』(七月堂)。『オバマ・グーグル』で第50回小熊秀雄賞受賞。共著に『新しい手洗いのために』(素粒社)、『空気の日記』(書肆侃侃房)など。2006年よりヴァーバル・アート・ユニットTOLTAで活動。詩をもちいたインスタレーションやパフォーマンスを制作する。TOLTAでの参加展覧会に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)、「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(世田谷文学館)など。

鈴木一平(すずき・いっぺい)

1991年、宮城県生まれ。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。

小説の制作のほか、「いぬのせなか座」のメンバーとして山本浩貴とともに書物・印刷物のデザインを行なう。主な小説に「すべての少年」( https://inunoesa.tumblr.com/ )、「盆のこと」(『いぬのせなか座2号』)、『2018.4』『六月二一日』(いずれもいぬのせなか座)など。

山本浩貴(やまもと・ひろき)

1992年生。言語表現・レイアウト。小説や詩やパフォーマンス作品の制作、書物・印刷物のデザインや企画・編集、芸術全般の批評などを通じて、〈私が私であること〉の表現あるいは〈私の死後〉に向けた教育の可能性について共同かつ日常的に考えるための方法や必然性を検討・実践している。主な小説に「無断と土」(鈴木一平との共著、『異常論文』ならびに『ベストSF2022』掲載)、主な批評に「死の投影者による国家と死」(『ユリイカ』2022年9月号 特集=Jホラーの現在)、主なデザインに「クイック・ジャパン」(159号よりアートディレクター)、主な企画・編集に『早稲田文学』2021年秋号(特集=ホラーのリアリティ)。2015年より主宰する「いぬのせなか座」は、小説や詩の実作者からなる制作集団・出版版元として、各種媒体への寄稿・インタビュー掲載のほか、パフォーマンスやワークショップの実施、企画・編集・デザイン・流通を一貫して行なう出版事業の運営など多方面で活動したのち、2021年末をもって第一期終了、現在は山本のみを固定メンバーとした流動的なかたちをとっている。理論・批評の単著を2023年刊行予定。