大道寺梨乃<br>『La mia quarantena/わたしの隔離期間』

2021.4.10

大道寺梨乃
『La mia quarantena/わたしの隔離期間』

日程

4月10日(土)14:00/18:00

アフタートーク

各回上映後に大道寺梨乃(イタリアよりオンライン参加)とゲストによるトークを予定しています。司会には批評家の落雅季子さんを迎えます。

14:00の回:“La mia quarantena”制作メンバーである伊澤沙里・山本ジャスティン伊等・小野寺里穂と大道寺によるざっくりとした制作秘話トーク

18:00の回:鳥公園の主宰である西尾佳織さんと大道寺による「俳優が作品を作ること」などについてのトーク

チケット料金

2,000円

4.10 14:0018:00
  • 各回30分前より開場
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『La mia quarantena/わたしの隔離期間』は2020年3月からイタリアで始まったquarantena/隔離期間*から現在に至るまでの約1年間の映像で構成された「日記映画」*であり、南ヨーロッパに住むアジア系女性による驚くほどどうでもいい日々の出来事や3歳の娘の語録などで構成された、21世紀初頭のパンデミックの記録である。
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*イタリア語のquarantenaは英語のlock downと同義だが、本来は40日間という意味で、ペストが流行した時代に行われた40日間の隔離期間が語源となっている。
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*日記映画とは?「個人映画・実験映画の展開のなかから派生した、プライヴェートな日常を日記のように綴った映画を指す」ものであり、「作家の個人的内面と映像の結びつきが強調されており、作家の感情の移ろいを反映させた映像による詩や、映像による私小説と呼べるようなものが多い」と定義されている。(ウェブマガジンartscape内現代美術用語辞典ver.2.0より)

<クレジット>
作・撮影・出演・編集:大道寺梨乃
出演:大道寺レスタ朝、エウジェニオ・レスタ、ポンズ(猫)、ピーノ(猫)、伊澤沙里、山本ジャスティン伊等、小野寺里穂、エンリコ・マラテスタ、シモーナ・バルドゥッチ、アリゼア・ピオランティ、ファビオ・サッセッリ
zine(プログラム)制作:伊澤沙里
宣伝美術:山本ジャスティン伊等
制作:小野寺里穂
協力:落雅季子、加藤和也、玉田伸太郎、MU、MAGMA、快快

<予約フォーム>
https://www.quartet-online.net/ticket/quarantena
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・ご来場の際、マスクの着用をお願いします。また入退場時に手指のアルコール消毒と非接触の検温をさせていただきます。体調の優れない方、37.5度以上の熱のある方は来場をご遠慮ください。
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・現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、来場者の方の個別の連絡先をご記入いただいております。チケットを複数枚ご購入の方は、お手数ですが、予約フォームの【備考】欄に、お連れさまの「お名前」「メールアドレス」「電話番号」のご記入をお願いいたします。

<問い合わせ>
Mail:la.mia.quarantena2021@gmail.com
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・SCOOLの上映会の他、各地で上映会を予定しています。詳しくはWebまたはInstagramをご覧ください。
Web:https://lamiaquarantena202.wixsite.com/diaryfilm
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・本作品の最新情報は大道寺本人が公式Instagramにて常時更新しております。
Instagram:@lamiaquarantena_rinodaidoji

大道寺梨乃 Rino Daidoji

1982年東京生まれ。劇団FAIFAIの創立メンバーとして国内外での作品に俳優として参加。2014年よりソロでのパフォーマンスを開始し『ソーシャルストリップ』を東京・横浜・北京・香港・バンコクにて上演。2015年よりイタリアに移住し、以降は日本とイタリアを拠点に活動している。
自分や身の回りの人々の日常からつながる物語を現代のファンタジーとしてパフォーマンスに起こし上演する。主な作品に『これはすごいすごい秋』(2016年横浜にて上演)、『朝と小さな夜たち』(2019年イタリア・チェゼーナ・横浜、2020年イタリア・チェルビアにて上演)など。