2021.3.27土 - 3.28日
東京はるかに
『ぷろうざ』
歌人
井口凜人
俳人
岩田奎
柳人
岡崎しおり
読者
植村朔也
日程
3/27(土)、3/28(日)
昼13時、夜19時より開演
28日夜の回には、終演後に上演者自らによるアフタークリティークの場を設けます。金額
一般2,000円 高校生以下500円
お金持ち5,000円(特典付き)
いずれも当日券1,000円増
宣言:
散文を意味するぷろうざという東京はるかにの公演を2021年の春に行いたいと思います。歌人・井口凜人、俳人・岩田奎、柳人・岡崎しおり、そして読者・植村朔也の4人で「舞台」を立ち上げます。そこでは短歌と俳句と川柳の上演を試みることになりますが、しかし韻文を上演することの方法論は手続きとして経由されることはあっても、目的となることはありません。わたしたちは2020年の春に詩を上演する一席を画策し、そして頓挫しました。言葉と発話をめぐる形式的な実験よりも、むしろ焦点は人々の生きた交感から切断された言葉を改めて生の「舞台」の生にもたらすことにあります。舞台の現在において出会い、ふるえ、生きた交通と離散とが生まれるその瞬間の一点。ぷろうざとは、失われ散文化した日常を永遠に高めてゆくスーパー・エキサイティング・ヴァケーションです。
予約:
https://www.quartet-online.net/ticket/prosa
お問い合わせ:
東京はるかに
tokyoharukani@gmail.com
井口凜人
1999年生まれ。歌人。
岩田奎
1999年生まれ。俳人。「群青」所属。第66回角川俳句賞など。
植村朔也
1998年生まれ。批評家。小劇場と市街の接続をスローガンに批評と舞台をつくる場として2019年に<東京はるかに>を立ち上げる。2020年3月よりスペースノットブランクに保存記録として参加し、Webサイトや開場時間でのイントロダクションと事後批評を行う。2020年11月には小田尚稔の演劇『罪と愛』に広報として参加し、紙チラシ・Webサイトでのイントロダクションと終演直後のアウトロダクションを実施した。
岡崎しおり
1998年生まれ。柳人。平成31年度日本現代詩歌文学館常設展「平成の詩歌人たち -響きあうことば-」出展。
東京はるかに
植村朔也の主宰する、舞台と生活を連続的に生きるための場所。舞台の一回性/循環性、閉鎖性/開放性、リアリティ/イリュージョンを重視しながら、匿名的かつゲリラ的な批評と柔軟な姿勢での上演行為とをパラレルに展開していく。