2018.5.29火
ポストゼロ年代演劇の新潮流①
チェルフィッチュと身体 ゲスト:山縣太一
セミネールin東京vol.4
レクチャー担当
中西理(演劇舞踊評論)
ゲスト
山縣太一
日時
5月29日(火)19:30スタート
料金
前売:2000円 当日:2500円
(+1drinkオーダー)
_2010年代が終わりをつげる時期が近づいてきたが、演劇においては平田オリザの現代口語演劇、群像会話劇のくびきを離れて、後に私が「ポストゼロ年代演劇」と総称することになった若手の作家群の先駆けとなったのがチェルフィッチュ(岡田利規)と東京デスロック(多田淳之介)だった。チェルフィッチュについてはちょうど10年前に大阪で開催した「チェルフィッチュという現代」を嚆矢として数度のレクチャーを行ってきたが、これまで論じてきたのは主として作家・演出家である岡田利規と彼が生み出した作劇・演出の方法論についてであった。
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_一方で初期のチェルフィッチュには怪優、山縣太一をはじめとして個性豊かな俳優陣がおり、身体的なノイズを多用するようなそのユニークな身体論は彼ら俳優との共同作業から生み出されたものだったともいうこともできそうだ。今年は岡田利規がKAATで若い俳優を集め、その代表作「三月の5日間」のリクリエーション版の上演を行ったが、それと呼応するかのように初演のオリジナルキャストの山縣太一演出による「三月の5日間」も上演された。今回は山縣をゲストに迎え、初期のチェルフィッチュにおいて俳優はどのような役割を果たしていたのか、あるいはチェルフィッチュから離れ、オフィスマウンテンを設立した山縣が追求し続けていることは何かについても考えてみることにしたい。
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主宰・中西理
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