2026.2.15日
鴻英良 追悼企画トークイベント Vol.4
「国際舞台芸術祭の今」
登壇者
岡田利規(演劇作家、小説家、演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰)
川崎陽子(KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター)
相馬千秋(アートプロデューサー)司会
丸岡ひろみ(YPAM[横浜国際舞台芸術ミーティング]ディレクター)
日時
2/15(日) 18:30〜20:30
参加費
2,000円
※要事前申し込み
※当日視聴できない場合、お申し込みいただいた方には、イベント終了後、アーカイブ動画をご覧いただけます。
※終了後に懇親会(別途会費1,500円程度)もあります。ぜひ合わせてご参加ください。
「Thinking with Joy, Together―― これこそが演劇の本質的姿だったのだ。私の思考が他者の思考と干渉しあう。劇場には波動のように伝わる何かが生起しているからだ。」
――鴻英良
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本企画は、2024年12月に逝去した批評家・鴻英良の追悼集刊行を機に、氏の遺した言葉と思考を出発点として、いま私たちが「21世紀の芸術」を、共に考える場として立ち上げられた連続トークイベントです。
「上演と批評の配置が作り出す星座を前に思索する時、演劇と社会の未来は開けてくると我々は考えているのである」(ラオコオン2002ディレクターズノート)
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鴻英良は2002〜04年にドイツ・ハンブルクの劇場カンプナーゲルで国際演劇祭「ラオコオン」の芸術監督を務めた。西洋圏の国際舞台芸術祭において、非西洋圏から初めて、しかも批評家という立場でキュレーションを担うのは異例のことであった。ポストコロニアル批評の視座を背景に、ヨーロッパ中心主義とは異なる角度から世界の動きを捉えるプログラムを構想し、〈現実への応答〉としての舞台芸術を媒介に、異なる歴史や政治的背景をもつ身体や言語が集い、語り合うなかで芸術実践が活性化される〈Gathering Place〉の創出を目指した。
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今日においても国際舞台芸術祭は、社会的分断、ジェンダー、移民の問題など複雑な現実と向き合っている。本トークでは、東京・京都の国際舞台芸術祭に携わるディレクター4名を迎え、今、国際舞台芸術祭のキュレーションは何を引き受けうるのかという問いとともに、その現在地を多角的に検討する。
お申込み:
https://forms.gle/3N5YpvuAxxkcuM34A
お問い合わせ:
猿の演劇論
thetheatretheoryoftheapes@gmail.com

岡田利規
演劇作家、小説家、演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰。2007年に『三月の5日間』で海外進出を果たして以降、世界90都市以上で作品を上演し続けている。音楽家・美術家・ダンサー・ラッパーなど様々な分野のアーティストとの協働を積極的に行うほか、2016年からはドイツの公立劇場レパートリー作品の作・演出を継続的に務めている。2025年度より東京で舞台芸術祭「秋の隕石」アーティスティック・ディレクターを務める。
photo: Kikuko Usuyama

川崎陽子
株式会社CAN、京都芸術センター アートコーディネーターを経て2014-15年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりドイツ、ベルリンにて研修。2011年よりKYOTO EXPERIMENT制作スタッフ、2020年より共同ディレクター。令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)受賞。
photo: Takuya Matsumi

相馬千秋
アートプロデューサー。NPO法人芸術公社代表理事。みなと芸術センターm〜m開設準備室プログラム・ディレクター。東京藝術大学大学院美術研究科准教授。これまでフェスティバル/トーキョー2009–2013、あいちトリエンナーレ2019、国際芸術祭あいち2022、シアターコモンズ2017〜2026、世界演劇祭テアター・デア・ヴェルト2023等のディレクション、キュレーションを手がけている。

丸岡ひろみ
YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)ディレクター。元劇団解体社制作・俳優。国際舞台芸術交流センター理事長。TPAM初回より参画。NY研修、ON-PAM副理事長。芸術選奨文科大臣賞受賞。ポストメインストリームやIETMアジアサテライトミーティング等を手がける。文化庁海外研修でNY滞在。舞台芸術の国際交流に尽力。
photo: Hideto Maezawa