いがらしみきお『IMONを創る』刊行記念<br>「IMONを再起動(リブート)する」

2024.2.17

いがらしみきお『IMONを創る』刊行記念
「IMONを再起動(リブート)する」

出演

大森時生、品田遊

日程

2/17(土)14:00スタート

料金

予約 2,000円 / 当日 2,500円

2.17 SAT14:00
  • オープンはスタートの30分前になります。
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2023年12月、30年ぶりに復刊されたいがらしみきお著『IMONを創る』(石原書房)の刊行を記念して、テレビ東京ディレクター・大森時生さん、作家・品田遊さんによるトークイベントを開催します。
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パソコン・ネット通信黎明期の80年代末、漫画家・いがらしみきお氏はそれらが全世界的・全人間的に普及することを予見していました。「そのような時代に、人間が人間として生きていくためにはどうするべきか、そのためにはどのような《人間用のOS≒自我のあり方》を我々はインストールしておくべきか」が記述された本書は、その後のインターネットの爆発的普及のみならず、2010年代のSNS社会の形成や、今まさに進行しつつある、AI産業の隆盛による人間存在の劇的な相対化とそのさらに先までも射程に収めるものでした。
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そのあまりの先駆性ゆえに、92年の初版(アスキー刊)刊行当時はほとんど注目されることがなく、忘れられた本となっていた『IMONを創る』は、そこに書き込まれていた予言が実現した現代にいたってようやく我々がリアリティをもって読み解けるものになったと言えます。
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昨年、メディア横断的な手法を駆使し、新感覚の恐怖で世間を戦慄させた『SIX HACK』(テレビ東京系)で話題をさらい、ともにいがらしみきおのモダンホラー作品を愛読書として挙げる大森時生さん・品田遊さんとともに、「IMON=いつでも・もっと・おもしろく・ないとなァ」のプログラムを解読(コンパイル)し、再起動(リブート)します。
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(文・石原書房)

予約方法:
※定員に達したため予約受付を終了しました。当日券は僅かですがご用意します。なお、立ち見でご覧頂く形になります。予めご了承ください。
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info@scool.jp にてメール予約受付。
※件名「IMONを再起動(リブート)する」本文に「名前」「電話番号」「枚数」をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、 必ず事前にご一報ください。
※入場時に手指のアルコール消毒と非接触の検温をさせて頂きます。体調の優れない方、37.5度以上の熱がある方は来場をご遠慮ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

刊行情報:

いがらしみきお
『IMONを創る』
1800円+税
https://www.ishiharashobo.jp/index/imon

企画:本間永士
宣伝デザイン:疋田理沙/本間永士

大森時生

1995年生まれ、東京都出身。2019年にテレビ東京へ入社。『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』『Raiken Nippon Hair』『このテープもってないですか?』『SIX HACK』「祓除」を担当。Aマッソの単独公演『滑稽』でも企画・演出を務めた。
昨年「世界を変える30歳未満 Forbes JAPAN 30 UNDER 30 」に選出された。

参考:2023年の私的「ベストブックス」 テレビ東京・大森時生が選ぶ4冊(TOKION)
https://tokion.jp/2023/12/28/the-best-book-2023-tokio-omori/

品田遊

作家。著書に『キリンに雷が落ちてどうする』『名称未設定ファイル』(共にコルク)など。ダ・ヴィンチ・恐山の名義でライターなど多方面で活動。日記「居酒屋のウーロン茶マガジン」を毎日投稿。

参考:30年前の予言書『IMONを創る』が復刊。作家・品田遊が読み解く、現代を生きるヒント(BRUTUS)
https://brutus.jp/imon_shinadayu/?heading=2