いまいけぷろじぇくと(今村俊博x池田萠)<br>第11回パフォーマンス・デュオ公演《身体奏法》| ワークインプログレス Vol.2

2022.12.11

いまいけぷろじぇくと(今村俊博x池田萠)
第11回パフォーマンス・デュオ公演《身体奏法》| ワークインプログレス Vol.2

出演者

岩渕貞太(ゲスト)
いまいけぷろじぇくと(今村俊博、池田萠)
佐々木敦(トークゲスト)※
平倉圭(トークゲスト)※
※第2部のみ

日時

◇第1部:パフォーマンス
12月11日(日)
開演14:00(開場13:30)
※公演時間:約1時間
 
◇第2部:トーク
12月11日(日)
開演17:00(開場16:30)
※公演時間:約2時間

12.11 14:00(第1部)17:00(第2部)
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舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」を開発するなど、コンテンポラリーダンスの枠にはまりきらない活動を展開するコンテンポラリーダンサー・振付家の岩渕貞太。2017年に委嘱した音楽作品「身体奏法/stick」は、「いまいけぷろじぇくと」によって最も多く演奏され、このデュオの代名詞的作品となっている。この作品が内包する「身体」と「演奏」との関係をより深く追求するため、岩渕を演奏家として第11回公演(2023年末予定)にゲストとして迎えることとした。また新たに音楽作品を委嘱し、いまいけは岩渕のための新作を作曲、そして共演する。本公演はそれに先駆けたワークインプログレス(以下、WIP)公演である。
ワークインプログレス第2回は《第一部》では岩渕貞太への委嘱作「身体奏法/stick」の上演に加え、本公演へ向けた新作の試演を行う。《第2部》ではWIP①に引き続き、これまで本公演で実施してきたアフタートークの拡大版として、『かたちは思考する:芸術制作の分析』の著者:平倉圭を迎え、岩渕貞太、いまいけぷろじぇくと、そしてアフタートークに幾度となく出演いただいている佐々木敦の5名で、「いまいけぷろじぇくと」と「岩渕貞太」を通して、演奏と身体を再考できればと思う。本公演は2024年初旬に予定している。

<プログラム>
《第1部》
岩渕貞太/身体奏法/stick [第5回公演委嘱作品](2017)[演奏:岩渕・池田]
岩渕貞太/新作のための試演(デュオ)[演奏:今村、池田]
岩渕貞太/新作のための試演(ソロ)[演奏:①今村/②池田]
今村俊博/新作のための試演(デュオ)[演奏:岩渕、池田]
池田萠/新作のための試演(デュオ)[演奏:岩渕、今村]
※曲順未定
※曲目が変更になる場合がございます。
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《第2部》
トーク「いまいけぷろじぇくと再考」その2
登壇:岩渕貞太、佐々木敦、平倉圭、いまいけぷろじぇくと(今村俊博、池田萠)

<チケット・ご予約>
◇会場チケット:2,000円【限定15席】
第1部:https://imaike-wip2-1.peatix.com
第2部:https://imaike-wip2-2.peatix.com
※第1部・第2部入れ替え制。各回チケットのご予約が必要。
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◇ツイキャスプレミア配信:1,000円
第1部:https://twitcasting.tv/imaike_project/shopcart/191185
第2部:https://twitcasting.tv/imaike_project/shopcart/191186
※第1部・第2部別URLでの配信。各回チケットが必要。
※配信開始は開演10分前。
※チケットをご購入の方は生配信終了後から2週間何度でもこのライブのアーカイブを視聴することが可能です。イベント終了後でも14日間配信チケット購入可能です。
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アーカイブ期間(配信日含む):
12月11日(日)~12月24日(土)
リアルタイム配信終了後、配信期間であればご視聴可能です。
※回線状況によって映像の遅れや乱れ等発生する可能性がございます。また、視聴端末のメモリ不足、画質設定、通信環境によってスムーズにご視聴いただけない場合もございますので、予め設定や通信環境等お確かめの上、ご視聴ください。サーバーの不具合以外でのご返金対応は致しかねます。
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注意事項:
※チケットを購入するにはアカウント登録が必要です。チケットをご購入の方のみ配信ライブがご覧頂けます。購入の際、アカウント公開・非公開を選択できます。(公開すると購入ページにアイコンが表示されます。)
※2週間アーカイブ視聴が可能です。期間を過ぎますとチケットをお持ちであってもライブ映像はご覧頂けませんのでご注意下さい。
※別途サービス手数料100円、コンビニ支払いの場合100円がかかります。
※視聴にはインターネット環境が必要となります。ご自身の通信環境や機種、設定によっては、画質や音質が安定しない可能性もございますので、あらかじめご了承下さい。PCでの有線接続を推奨しております。タブレットやスマートフォンの場合はWi-Fiに繋いで頂き、有線のヘッドフォン等を使用してご視聴頂く事をお勧め致します。
※動画音声の録音録画、無断転載は禁止です。
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ツイキャスプレミア配信ご利用ガイド:https://twitcasting.tv/img/shop/premier_listener_guide.pdf

<お問い合わせ>
いまいけぷろじぇくと事務局
TEL: 090-7747-6472
MAIL: imaikeproject@gmail.com

主催:いまいけぷろじぇくと
助成:公益財団法人 ヤマノ文化財団
撮影・配信:後藤天

<新型コロナ禍における来場者へのお願い>
感染症拡大防止対策により、以下へのご理解、ご協力をお願いいたします。
1)37.5℃以上の発熱、体調不良のほか、感染の疑いがある場合は来館をお控えください。
2)マスクを着用してください。マスクのない方はご入場できません。
3)入館時は手指の消毒をしてください。
3)客席は、安全に考慮し、使用座席数を減らしております。
4)緊急時には、お客様の情報を必要に応じて保健所等への公的機関へ提供することがあります。あらかじめご了承ください。

いまいけぷろじぇくと Imaike project

作曲家兼パフォーマーの今村俊博と池田萠によるユニット。「身体」に着目し、生での体験を重視し、「音楽」を再考する試みを続けている。2014年から続けている主催公演は東京・名古屋で開催。ジャンルに限定されない境界横断を目指して、作曲家に限らず、コンテンポラリーダンサーや劇作家に書き下ろし作品を委嘱するほか、ダンサー・俳優をゲストに招くなど意欲的な活動を続けている。これまでにトーキョーワンダーサイト(現TOKAS)オープンサイト2016-17参加企画に選出(第5回東京公演)。サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2018(主催:愛知県芸術劇場)、ホリデー・パフォーマンスVol.4(主催:ロームシアター京都)、Sound Around 001(主催:ロームシアター京都)等に出演。

今村俊博 Toshihiro Imamura

1990年大阪府生まれ。作曲家・パフォーマー。東京藝術大学大学院美術研究科修了。作曲を井上昌彦、川島素晴、古川聖の各氏に師事。第6回JFC作曲賞入選。「いまいけぷろじぇくと」ほか、藤元高輝とのパフォーマンステデュオ「s.b.r.」メンバー。「数える/差異/身体」をテーマに創作活動を展開。

池田萠 Moe Ikeda

1986年石川県生まれ、大阪府在住。作曲家、パフォーマー。愛知県立芸術大学作曲専攻卒業。IAMAS(情報科学芸術大学院大学)メディア表現研究科修了。日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)在学中。第33回現音作曲新人賞入選。作曲を鈴木敬、 鈴木英史、小林聡、寺井尚行、三輪眞弘の各氏に師事。主な作品は、「演奏家の選択」のルールに従ってその場で音楽を生成する「選択音楽」シリーズなど。

岩渕貞太 Teita Iwabuchi

ダンサー・振付家
玉川大学で演劇を専攻、平行して、日本舞踊と舞踏も学ぶ。ダンサーとして、ニブロール・伊藤キム・山田うん等の作品に参加。2007年より2015年まで、故・室伏鴻の舞踏公演に出演、今日に及ぶ深い影響を受ける。
2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。2010年から、大谷能生や蓮沼執太などの音楽家と共に、身体と音楽の関係性をめぐる共同作業を公演。2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が在日フランス大使館賞受賞。
自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」を開発。ワークショップなど多数開催。
セゾン文化財団ジュニアフェロー(2013-14年)、同シニアフェロー(2017-19年)。
現在、急な坂スタジオレジデントアーティスト。DaBYレジデンスアーティスト。玉川大学非常勤講師。

佐々木敦 Atsushi Sasaki

思考家。作家。音楽レーベルHEADZ主宰。文学ムック「ことばと」編集長。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。著書多数。

平倉圭 Kei Hirakura

1977年生。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院Y-GSC准教授。芸術制作における体外に物体化された思考の働きを研究している。最近はダンス研究を少しずつ。著書に『かたちは思考する——芸術制作の分析』(東京大学出版会、2019年)、『ゴダール的方法』(インスクリプト、2010年、第二回表象文化論学会賞受賞)ほか。