2019.10.25金
柳沢英輔著『ベトナムの大地にゴングが響く』(灯光舎)刊行記念
フィールドワーク/フィールド・レコーディングの思考
出演
柳沢英輔、佐々木敦
日程
10月25日(金)
19:30スタート料金
予約1,500円 当日2,000円
<書籍紹介文>
古くより東南アジアに伝わる体鳴楽器・ゴング。ベトナム中部高原の先住少数民族は由来の様々なゴングを受け継いできた。ゴングには精霊が宿っていると考えられ、重要な儀礼・祭礼において演奏される。
ゴングはどのように作られ、調律され、奏でられているのか。ベトナム中部高原の少数民族の村々を踏査し、ゴング文化と音楽の深奥をさぐる一冊。
著者が記録した映像やフィールド録音を視聴できるQRコードも掲載。
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本イベントでは、本書籍のテーマであるベトナムのゴング文化を事例に、音響・映像メディアを用いたフィールドワークの手法についても考えてみたい。
(柳沢英輔)
今年7月の「フィールド・レコーディングとは何か?」に角田俊也さんとともに出演した柳沢英輔さんの初の単著『ベトナムの大地にゴングが響く』の刊行記念として、レクチャーとトークを企画しました。
前半は音源や映像をふんだんに使ったゴング文化についての柳沢さんのレクチャー、後半では僕が聞き手となって「フィールド・レコーディング」と「フィールド・ワーク」について体験と研究両面からお話を伺います。
未知の文化、未知の音との出会いの場です。ぜひお越しください。
(佐々木敦)
予約方法:
info@scool.jp にてメール予約受付。
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メール info@scool.jp
柳沢英輔
1981年、東京都生まれ。
専門は映像人類学、音響民族誌。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。
博士(地域研究)。現在、同志社大学文化情報学部助教。
主なフィールド録音作品に『Ultrasonic Scapes』(Gruenrekorder 2011)、『Music of the Bahnar People from the Central Highlands of Vietnam』(Sublime Frequencies 2016)、『Path of the Wind』(Gruenrekorder 2018)。
映像作品に『ベトナム中部高原のゴング文化』、『Pơ thi(ジャライ族の墓放棄祭)』等がある。