スペースノットブランク<br>『ささやかなさ』

2021.6.11 - 6.18

スペースノットブランク
『ささやかなさ』

松原俊太郎

出演

荒木知佳、古賀友樹、西井裕美、矢野昌幸

演出

小野彩加、中澤陽

日程

6/11(金)19:00
6/12(土)13:00/18:00
6/13(日)13:00/18:00
6/14(月)休演日
6/15(火)14:00/19:00
6/16(水)19:00
6/17(木)19:00
6/18(金)14:00

6.11 -19:00
6.12 13:0018:00
6.13 13:0018:00
6.14 --
6.15 14:0019:00
6.16 -19:00
6.17 -19:00
6.18 14:00-
  • 受付開始及び開場は開演の30分前を予定しております。
  • すべての回で開場から開演の間にイントロダクションを行ないます。

2019年10月、香川県高松市のMOTIFにて初演。2020年5月、東京都三鷹市のSCOOLにて行なわれるはずだった上演は中止となる。叫びたくなるような閉鎖空間に漂うささやかな対話を想像している。インタラクティブを欲しているような気がする。開くことのないまま閉じられた幕を再び開こうと「あの」世から両手指を鉤爪状にして覗く目を見つめるために、2021年、『ささやかなさ』は上演を試みようとしている。『光の中のアリス』(2020年12月・ロームシアター京都)を経て、『ささやかなさ』へと還ってきた松原俊太郎とスペースノットブランクが、現代の人間と人間の境界線の存在を受容し、反発し、舞台に表します。2021年6月、東京都三鷹市のSCOOLにて。

スペースノットブランク(スペノ)と俳優たちは繊細な手つきで戯曲の一語一語を丁寧に掬って舞台を作るため、上演を観るのはとても緊張します。上演はナマモノだから、そのときどきの動きや発声、まわりの環境によってニュアンスが変化する、というのはよく言われることですが、スペノの場合はその振れ幅がなかなかすごいので、上演後の印象として、とても明るいからとても暗いまで揺れ動きます。恐ろしい事態です。それを目の当たりにしたのが2020年12月の『光の中のアリス』の上演でした。
『ささやかなさ』は2020年5月に再演される予定で、出演者も増えることもあり、リライトしていました。が、再演は中止となり、今回は一年越しの待望の再演です。ただ、『光の中のアリス』を観る前と後とでは状況がまったく違います。リ・リライトする松原俊太郎ことにしました。
もちろん、戯曲はその都度、もうこれでおしまい! と叫んで書き終えています。できればもうしばらく目にしたくもありません。でも、スペノが再演する、場所が変わる、観るひとが変わる、出演する俳優が変わる、時間が経過している、こうした「ささやかな」変化にくすぐられて、また戯曲を開いてしまいます。帰る時間も忘れてもっともっとお話したいと粘っている恋するヒトみたく、どうしても、もっと見たい、もっと聞きたい、と思ってしまうのです。『ささやかなさ』はこうした「ささやかな」「振れ」に端を発し、悶えながら運動しているようです。ぜひ、きてください。
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松原俊太郎

【チケット】
発売日:4月24日(土) 10:00
チケットのお申込みはこちらから
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02jgtqysdkm11.html
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電子チケット/日時指定/全席自由/事前支払(クレジットカード決済・コンビニ決済・PayPay残高決済)
2,900円(当日券:3,500円)
30歳以下/60歳以上:2,400円(当日券:3,000円)
18歳以下:600円
※一度購入されたチケットは、お客様のご都合によるキャンセル、返金、変更はお受けできません。
※各種割引チケットの不正購入が発覚した場合はチケットを無効とさせていただき、当日券を改めてご購入いただきます。
※車椅子席をご利用の方は、事前に必ずご連絡をお願いいたします。
※未就学児はご入場をご遠慮いただいております。

【クレジット】
作:松原俊太郎
出演:荒木知佳、古賀友樹、西井裕美、矢野昌幸
演出:小野彩加、中澤陽
音楽:Ryan Lott
音響:櫻内憧海
照明:中山奈美
舞台監督:河井朗
保存記録:植村朔也
デザイン:松田泰典
制作:花井瑠奈
協力:プリッシマ、24EP、This Is Meru、お布団、青年団、ルサンチカ、東京はるかに、FooDoo’s
主催・企画・製作:スペースノットブランク
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、芸術文化振興基金、公益財団法人セゾン文化財団

【お問合せ】
スペースノットブランク
spacenotblank@gmail.com

松原俊太郎 まつばら・しゅんたろう

劇作家。1988年、熊本県生まれ。神戸大学経済学部卒。2015年、処女戯曲『みちゆき』で第15回AAF戯曲賞大賞受賞。2019年『山山』で第63回岸田國士戯曲賞を受賞。小説『ほんとうのこといって』を「群像」(講談社)2020年4月号に寄稿。主な作品に『忘れる日本人』『正面に気をつけろ』『光の中のアリス』等。2021年度セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。

スペースノットブランク

小野彩加と中澤陽が舞台芸術を制作するコレクティブとして2012年に設立。舞台芸術の既成概念の捉われず新しい表現思考や制作手法を開発しながら舞台芸術の在り方と価値を探究している。環境や人との関わり合いと自然なコミュニケーションを基に作品は形成され、作品ごとに異なるアーティストとのコラボレーションを積極的に行なっている。2017年、せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリ受賞。2018年、下北ウェーブに選出。2019年、利賀演劇人コンクールにて優秀演出家賞二席受賞。2020年、ロームシアター京都×京都芸術センターによるU35創造支援プログラム「KIPPU」に選出。

荒木知佳 あらき・ちか

俳優。1995年7月18日生まれ。俳優として、FUKAIPRODUCE羽衣『愛死に』、歌舞伎女子大学『新版歌祭文に関する考察』、theater apartment complex libido:『libido: 青い鳥(作:モーリス・メーテルリンク)』、スペースノットブランク『緑のカラー』『ラブ・ダイアローグ・ナウ』『舞台らしき舞台されど舞台』『すべては原子で満満ちている』『ウエア(原作:池田亮 音楽:額田大志)』『本人たち』『フィジカル・カタルシス』『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』などの作品に参加している。2021年、KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD 2020にてベストダンサー賞受賞。

古賀友樹 こが・ゆうき

俳優。1993年9月30日生まれ。〈プリッシマ〉所属。俳優として、ゆうめい『みんな』『弟兄』『巛』、劇団献身『最悪な大人』『幕張の憶測』『死にたい夜の外伝』、シラカン『蜜をそ削ぐ』、劇団スポーツ『すごくうるさい山』、スペースノットブランク『緑のカラー』『ネイティブ』『舞台らしき舞台されど舞台』『言葉だけでは満ちたりぬ舞台』『すべては原子で満満ちている』『ささやかなさ(作:松原俊太郎)』『氷と冬』『本人たち』『フィジカル・カタルシス』『ラブ・ダイアローグ・ナウ』『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』などの作品に参加している。

西井裕美 にしい・ひろみ

俳優。1987年3月31日生まれ。〈24EP〉代表。新国立劇場演劇研修所6期修了生。俳優として、企画室 磁場『手のひらを透かしてみれば』、らまのだ『青いプロペラ』、思考動物『私とひかりと父と母』、スペースノットブランク『ネイティブ』『原風景』『すべては原子で満満ちている』『ささやかなさ(作:松原俊太郎)』などの作品に参加している。2017年、第6回クォータースターコンテストにてBITE賞(24EPとして)受賞。

矢野昌幸 やの・まさゆき

俳優。1989年4月17日生まれ。山縣太一氏に師事。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。俳優として、オフィスマウンテン 顔面演劇『アながあくほド』、スペースノットブランク『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』などの作品に参加している。