2019.8.2金 - 8.4日
草野なつか『王国(あるいはその家について)』+
上映日程
8/2(金)
19:30〜22:00★
『王国(あるいはその家について)』
8/3(土)
16:00〜17:15
『螺旋銀河』
18:30〜21:00★
『王国(あるいはその家について)』
8/4(日)
13:30〜16:00
『王国(あるいはその家について)』
16:15〜18:45★
『王国(あるいはその家について)』明転上映
※チケット半券で入場可・退場自由
★上映後アフタートークありトークゲスト
8/2(金)吉開菜央(映像作家、振付師、ダンサー)
8/3(土)水下暢也(詩人)
8/4(日)細馬宏通(早稲田大学文学学術院教授・人間行動学)チケット料金
『王国(あるいはその家について)』 1,500円
『螺旋銀河』 1,200円
『王国(あるいはその家について)』明転上映 1,200円
※各回入れ替え制になります。
※アフタートークはチケット半券の持参でご入場いただけます。
【明転上映について】
※明転上映(+トーク)のみのご鑑賞の場合は、必ず、既に本作品を鑑賞したことがある方に限らせていただきます。
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明転上映とは、 本作品を鑑賞したことのある人だけが再度観ることのできる、かつ、好きなタイミングで入退場出来たり、誰かとこっそり話したりしながら鑑賞ができる仕組み、を狙った上映方法です。
(その名の通り、照明も少し明るくなります。美術館などにおける、映像インスタレーションの展示に近いものと考えていただければと思います。)
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今回はいわゆる「映画館」での上映ではないのでなにか作品に合った方法で、SCOOLならではの、新しい発見ができるような冒険がしたいと思いこのような上映方法を組み込むことにしました。
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もちろん明転上映(+トーク)だけのご鑑賞も可能です。ただその場合は一度でも本作品を通しで観たことがある方に限り、でお願いしたいです。
自己申告制なのでこちらはわかりませんが。でも、まずは作品を最初から最後まで体験してほしい。そしてその後また見直した時、必ず新しい発見があるような気がします。
『王国(あるいはその家について)』が、「あなた」にとって何度でも出会い直すことができる作品になることを願って。
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草野なつか
『王国(あるいはその家について)』
出演:澁谷麻美、笠島智、足立智充、龍健太
監督:草野なつか_脚本:高橋知由_撮影:渡邉寿岳_音響:黄永昌_助監督:平波亘
美術:加藤小雪(TASKO)_衣装:小笠原吉恵_ヘアメイク(フィクション部分):寺沢ルミ_編集:鈴尾啓太、草野なつか
写真:黑田菜月_演出助手:神田友也_手紙文作成:高橋知由、澁谷麻美
イラスト・タイトルデザイン:さいとうよしみ
エンディング曲:GRIM「Heritage」
プロデューサー:鈴木徳至
愛知県美術館美術品収集委員会・オリジナル映像部会委員:天野一夫、岡田秀則、岡村恵子、酒井健宏
エクゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司
企画:愛知芸術文化センター_制作:愛知県美術館
2016年度愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品
(2018年/カラー/スタンダード/150分)
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<あらすじ>
出版社の仕事を休職中の亜希は、一人暮らしをしている東京から、1時間半の距離にある実家へ数日間帰省をすることにした。それは、小学校から大学までを一緒に過ごしてきた幼なじみの野土香の新居へ行くためでもあった。
野土香は大学の先輩だった直人と結婚をして子供を出産し、実家近くに建てた新居に住んでいた。その家は温度と湿度が心地よく適正に保たれていて、透明の膜が張られているようだった。まるで世間から隔離されているようだと亜希は思った。最初は人見知りをしていた野土香の娘・穂乃香は、亜希が遊びの相手をしているうちに彼女に懐いた。一方、野土香からはとても疲れているような印象を受けた。
数日後。亜希は東京の自宅にいた。彼女は机に座り手紙を書いていた。夢中でぺンを走らせ、やがて書き終えると声に出して読み始める。
「あの台風の日、あの子を川に落としたのは私です」
そして今、亜希は警察の取調べ室にいる。野土香との関係や彼女への執着、直人への憎悪について、他人事のように亜希は話し始めた。
『螺旋銀河』
出演:石坂友里、澁谷麻美、中村邦晃、石橋征太郎
脚本:高橋知由、草野なつか_統括プロデューサー:城内政芳
音楽:上野紘史_撮影:岡山佳弘_照明:田上直人_録音:島津未来介_助監督:滝野弘仁、花山奈津
ヘアメイク:小野寺里紗_整音:黄永昌_編集:鈴尾啓太、草野なつか
制作:今田恭輔、徳元優太、佛木雅彦
助成:第10回シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)
日本/2014/カラー/73分/16:9/ステレオ
配給:リトルモア/ヨアケ
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<あらすじ>
シナリオ学校に通う綾(石坂友里)の原稿が学校課題のラジオドラマに選ばれるが、共同執筆者を立てることが放送の条件だと言われる。嫌がる綾は、偶然言葉を交わした会社の同僚・幸子(澁谷麻美)のおとなしい性格に目をつけ、共同執筆者に仕立て上げようとする。地味な自分とは違う華やかな綾に憧れ近づきたいと思う幸子、美人だが自分本位な性格が災いして人間関係を構築できない綾。対照的な二人の関係による“ラジオドラマの共作”は、やがて彼女達を奇妙な空間へと誘うが…。
予約方法:
※「8/2(金)19:30」「8/3(土)18:30」「8/4(日)13:30」の回は定員に達したため、予約受付を終了しました。当日券も若干枚お出しします。
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info@scool.jp にてメール予約受付。
※件名「草野なつか」本文に「名前」「電話番号」「作品名と日程」「枚数」をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、 必ず事前にご一報ください。
お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp
草野なつか
1985年生まれ、神奈川県出身。東海大学文学部文芸創作学科卒業、映画美学校 12期フィクション・コース修了。2014年『螺旋銀河』(第10回CO2助成作品)で長編映画を初監督。同作品で第11回 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて SKIPシティアワードと監督賞を受賞、ユーロスペースを皮切りに劇場公開。長編2作目である『王国(あるいはその家について)』は2019年ロッテルダム国際映画祭や第11回恵比寿映像祭などで上映される。フィクションとドキュメンタリーのはざまを常に模索しながら、作品作りを続けている。