新聞家 VS いぬのせなか座<br>演劇上演と言語表現、それらのことどもにかかわる対論

2018.12.28

新聞家 VS いぬのせなか座
演劇上演と言語表現、それらのことどもにかかわる対論

日程

12月28日(金)18:00スタート

料金

予約2,500円 当日3,000円

12.28 FRI18:00
  • オープンはスタートの30分前になります。
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本企画は、現代詩手帖2018年11月号の特集「演劇に行こう」での詩人のカニエ・ナハさんとの対談における新聞家 村社祐太朗さんの発言に、いぬのせなか座の山本浩貴さんがツイッターで違和感を表明したことから発案しました。
詳しくは同誌を参照していただければと思いますが、演劇作家、それも極めて独自の演劇観を持つ作家としての立場から現代詩に向けての問題発言を連発していた村社さんに、山本さんは言語表現を実践し探求する者のひとりとして、そこに誤解があるのなら修正したい、真意を確認したいという希望を書かれていました。
その後、お二人が直接会う機会があり、彼らと相談の上で、今回の試みを行なうことにしました。横浜STスポットで一日のみ上演された新聞家の最新作『失恋』の再演と、村社さんと山本さんの対話。後半では、いぬのせなか座の他メンバーや僕も参加するかもしれません。もちろん会場にも議論の場を開いて、観客の皆さんからのフィードバックが得られたらと思います。
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佐々木敦

<演劇公演>
新聞家『失恋』
作・演出:村社祐太朗
出演:花井瑠奈、瀧腰教寛
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<対談>
村社祐太朗(新聞家) × 山本浩貴(いぬのせなか座)
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◎新聞家 村社祐太朗さんによる本イベントに向けての資料
http://sinbunka.com/20181228/
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◎いぬのせなか座による本イベントに向けての資料
https://note.mu/inunosenakaza/m/mdeb09e318b14

【来場の際のご注意】
イベントスタートから10分後(18:10)以降、新聞家『失恋』上演中は演出の都合により途中入場不可とさせていただきます。ご了承ください。

上演は20分程度になり、終演後からは途中入場できます。
お早めにご来場いただければ幸いです。

予約方法:
※定員に達したため、予約受付は終了しました。立ち見のご案内になる可能性もありますが、当日券も若干数ご用意しております。
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info@scool.jp にてメール予約受付。
※件名「新聞家 VS いぬのせなか座」本文に「名前」「電話番号」「枚数」をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、 必ず事前にご一報ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

村社祐太朗(むらこそゆうたろう)

新聞家主宰。演劇作家。1991年東京生まれ。2014年に作・演出した小作品が3331千代田芸術祭2014パフォーマンス部門で中村茜賞を受賞。上演の場に固有な身体を屹立させる特異なテキストは、演劇批評家の内野儀に「詩でもありパフォーマンスでもある」と評された。利賀演劇人コンクール2018奨励賞。近作に新聞家『白む』(2017)、ダンサーの福留麻里との共作『塒出』(2018)など。

山本浩貴(やまもとひろき)

1992年生まれ。言語表現を軸とするグループ「いぬのせなか座」主宰。同メンバーのhとともに、デザインや編集、パフォーマンスの制作を行うほか、雑誌等へ批評や創作を寄稿。主なテクストに「新たな距離 大江健三郎における制作と思考」(『いぬのせなか座』1号、いぬのせなか座、2015年)、「句(集)によりオブジェ化された時空らが上演する制作のデモクラシー 〈空〉の鳴らす歪なリズムの地平を方方に立たせていく」(『図書新聞』2017年12月2日付)など。主なデザインに「現代詩アンソロジー「認識の積み木」」(『美術手帖』2018年3月号)、加藤治郎『Confusion』(書肆侃侃房、2018年)など。西野嘉章『村上善男――玄々とした精神の深みに』の装釘・造本(著者の西野氏と共同デザイン)で第52回造本装幀コンクール 経済産業大臣賞 受賞。