2018.11.3土
あしたのあたし
作・演出:吉田アミ
出演
Yuko Nexus6、三宅里沙、清水みさと
作・演出
吉田アミ
原案
Yuko Nexus6
演出助手
立川貴一
日程
2018年11月3日(土・祝)
17:00 / 20:00★終演後トークあり
トークゲスト:細馬宏通料金
予約1,500円 当日1,800円(+1ドリンクオーダー)
あたしがあたしたちと出合うふしぎな一日
過去の若いあたしが、
今日の老いていくあたしと出合う
それは儀式のような約束
あしたとあたしを知るために
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人はその年の数だけ自分を演じてきたわけだから演劇経験なくても、自分自身は演じられる。若手実力派女優二人と人生経験豊富な一人と新人演出家が挑むあたらしい試み!!
チケット予約:
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【あしたのあたし チケット予約ページ】
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=dacacc305d
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※各回定員に達したため、予約受付を終了しました。当日券も若干数ご用意しております。なお、立ち見になる可能性もありますので、予めご了承ください。
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※定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、必ず事前にご一報ください。
お問合せ:
SCOOL
info@scool.jp
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協力:シバイエンジン
Yukoさんとは、ひょんなことからとある公演に参加した約88人のひとりとして20年ぶりに再会する。公演後、そのままうちに宿泊し、夜更けまでおおいに語り合った。それからたびたびうちにやってきて、いろんな話をあれこれするようになり、Yukoさんが感じたことやその身に起こった半生をまとめて舞台にしてみたら面白いのではないか、というのがこの「あしたのあたし」の出発点でした。
「あたし」という私ではない、発話に近い一人称。それは女性にしか許されていない、自分自身を語る言葉だ。わたしではなく、あたし。そのなかには誰かに自分をやすやすと受け渡したくないような好きを貫く女の子が隠れているような気がする。若い女は今日しかないように嘆き、年を重ねた女はその無神経さにムッとする。それはかつての自分自身の姿見であり、また若い女はまだ自分がいちばん居心地の好い自分を見つけられず、迷っているだけだ。この舞台にはたった一人の「あたし」しかいない。それは誰の中にもある「あたし」の姿だ。それを見つけることは奇跡のようなものだろう。
主催:吉田アミ
吉田アミ(よしだ・あみ)
音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD「astrotwin+cosmos」がアルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。文筆家としても活躍し、小説やレビューや論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。音楽家で批評家の大谷能生との「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を展開。「ダンスや演劇作品の演出もちょこちょこやっているものの、そんなに本格的にやっていないのでお前何やってんだよ感満載のまま今回の作品は新境地になると思う。」とのこと。わりとなんでもやるし、やりたい人です。
・ブログサイト http://amiyoshida.hatenablog.com/
・Twitter https://twitter.com/amiyoshida
YukoNexus6(ゆうこ・ねくさす6)
1964年12月29日大阪生まれ。兵庫県伊丹市で育つ。編集プロダクション勤務を経てフリーライターへ。単著に「FLYERS--California」(北村祐子名義、ぶなのもり刊)「サイバー・キッチンミュージック」(翔泳社刊)がある。1997年〜滋賀県彦根市在住。主にサウンドアート活動を行う兼業主婦。日記、声、さまざまな言語を生齧り的に習得すること、録音などに興味があり、内田百閒文学の朗読とフィールドレコーディングで音の怪談的な世界を編み出したCD「Journal de Tokyo」(sonore)で2003年度Ars Electronica Digital Music部門でHonorary mentionを受ける。最新アルバムは「お稽古事」の録音を詰め込んだ「Workshop A Go Go!」(YukoMariko)。
現在は高知県大月町と大阪「此花」のアーティストを繋ぐプロジェクトに参加中。また、乳がんや精神疾患など、自らの闘病記をtbkとして軽やかに表現するいままでにないかたちのニュー(乳)がんフォト&エッセイ「#tbk_yuko」を2019年1月、ぶなのもりより刊行予定。
三宅里沙(みやけ・りさ)
大学在学中から広島市文化財団の演劇事業「演劇引力廣島プロデュース公演」ワークショップオーディションに参加し、高井浩子、赤堀雅秋、蓬莱竜太、ノゾエ征爾の舞台に出演。2016年1月から東京にて活動を始める。
主な出演:
【舞台】演劇引力廣島プロデュース公演「ボーダー」(作・演出:赤堀雅秋)、若松孝二生誕80年祭特別企画「舞台版 実録・連合赤軍あさま山荘への道程」(金子みちよ役)、東京タンバリン「ただいま、おかえり」(作・演出:高井浩子)、制作「山口ちはる」プロデュース「空っぽフラレーター」(作・演出:倉本朋幸)
【映画】「止められるか、俺たちを」(監督:白石和彌)
<コメント>
ひょんなご縁があり、上京の際にうち(シェアハウス)で一緒に暮らしていた経緯あり。だからわりと三宅がどう動いてどう話したいのか動いたり話しはじめる前にわかってしまうところがある。ちょっとテンパって空回りしちゃって、いっぱいいっぱいになりながら、どうにも愛くるしい演技が光る実力派。最新の主演作はあした観に行きます!
清水みさと(しみず・みさと)
1992年3月5日生まれ、奈良県出身。日大芸術学部映画学科演技コース卒業。昨年12月より劇団オーストラ・マコンドーに所属し、「お父さんとお母さん」「ありがたみをわかりながら死ね」に出演。外部舞台では、柿喰う客「露出狂」、江古田のガールズ「春、さようならは言わない」、キ上の空論「おかえりのないまち。色のない」、悪い芝居「アイスとけるとヤバイ」など。
主な出演:
【映画】MOOSIC LAB「意味なし人生ちゃん、宇宙へ」
【ドラマ】連続テレビ小説「半分、青い」
現在、ACジャパン日本心臓財団TV/ラジオCMのナレーションを担当、サッポロビール風味爽快ニシテTV CM出演中。
<コメント>
三宅で役を考えていたところひょんな切欠で出合ってしまい、最新の主演作を観てその魅力にノックアウト(どこがどのようによかったのかは長文になるため端折ります)。ふたりとも舞台共演もあり、仲も良く、見た目は似ていないんだけどなにかものすごく似通ったきらきらした生命力を感じる。
立川貴一(たちかわ・きいち)
作家・パフォーマー。長毛の猫を飼っていたため、洋服についた猫の毛を取り除きながら過ごすが、路頭に迷う。
その後、演出家・美術家の飴屋法水に出会い、同氏の作品に出演/参加。
2013年、演劇公演『害虫』を都内の古民家で発表し、作家としての活動をはじめる。
自作においてはボーダレスでフラットな要素を好む。
音楽ではju sei、滝沢朋恵、大濱周也(賢いユリシーズ)、グラフィックデザイナーの石塚俊など、共作が多い。
写真家・演出家の三野新作品や、カゲヤマ気象台作品などにも出演。
現在はふわふわの茶色い猫を飼っている。
トークゲスト:細馬宏通(ほそま・ひろみち)
1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授。ことばと身体動作の時間構造、視聴覚メディア史を研究している。バンド「かえる目」でも活動。著書に『介護するからだ』(医学書院)、『二つの「この世界の片隅に」』『浅草十二階』『絵はがきの時代』(青土社)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮社)、『うたのしくみ』(ぴあ)などがある。