「是でいいのだ」 “Es ist gut”

2018.3.9 - 3.13

「是でいいのだ」 “Es ist gut”

小田尚稔の演劇

脚本・演出

小田尚稔

出演

伊藤拓、清水芽衣、橋本清、橋本和加子、的場裕美

公演日程

2018年3月9日(FRI)-3月13日(TUE) [全9回公演を予定] 

3/9 (FRI) 19:00-
3/10 (SAT) 15:00-/19:00-
3/11 (SUN) 15:00-/19:00-
3/12 (MON) 15:00-/19:00- 
3/13 (TUE) 15:00-/19:00-

※上演時間は2時間10分~20分を予定しております(途中5分間の休憩あり)。

チケット料金

全席自由席・日時指定
予約2800円 当日3300円 学生2000円

※初日割引の回は、予約2500円 当日3000円でご覧になれます。 

3.9 -19:00
3.10 15:0019:00
3.11 15:0019:00
3.12 15:0019:00
3.13 15:0019:00
  • 受付は各回開演の40分前、開場は20分前です。
  • 飲食の持ち込みはご自由です(ただし、上演中、なるべく音の出ないようにお願いします)。

「『三月のあの日』、、『東南口』のマクドナルドにいた」
登場人物のひとりである女は、就職活動の面接の前によった「新宿」のマクドナルドで「被災」する。
電車が動かないので、徒歩で家がある「国分寺」まで帰宅しようとする。
「中央線沿い」を歩く最中、女は、当時のさまざまな風景をみて、その様子を回想する。
歩き疲れて夜空の星をみながら、震源地からも近い実家に住む両親のことを想う。そのときにみた星空の様子は、カント『実践理性批判(Kritik derpraktischen Vernunft)』の「結び」の一節、 「ここに二つの物がある、それは〔略〕感嘆と畏敬の念とをもって我々の心を余すところなく充足する、すなわち私の上なる星をちりばめた空と私のうちなる道徳的法則である」(岩波書店、波多野精一・宮本和吉・篠田英雄訳、1979年、317頁)とともに語られる。

「是でいいのだ」は、イマヌエル・カント (Immanuel Kant:1724-1804)『道徳形而上学の基礎づけ(Grundlegung zur Metaphysik der Sitten)』、V・E・フランクル(Viktor Emil Frankl:1905-1997)『それでも人生にイエスと言う(Trotzdem Ja zum Leben sagen)』という著作を題材にしている。
「君は、みずからの人格と他のすべてのうちに存在する人間性を、いつでも、同時に目的として使用しなければならず、いかなる場合にもたんに手段として使用してはならない」。カント『道徳形而上学の基礎づけ』(光文社古典新訳文庫、中山元訳、2012年、136頁) 。フランクルの上記の著作の冒頭には、このカントの「道徳法則」について記載がなされている。
フランクルは、「ホロコースト」の際「アウシュヴィッツ」に送られ、「強制収容所」での体験をもとに著した『夜と霧(…trotzdem Ja zum Leben sagen:Ein Psychologe erlebt das Konzentrationslager)』の作者でもり、極限的な体験を経て生き残った人物でもある。
本作では、2011年3月、震災直後の東京での出来事と、上記の史実、そしてカントの思索との接続を図ることが狙いである。
登場人物を通して語られる震災直後の東京の風景、そして、こうした状況を受け入れて克服することをこの物語で描いている。

※2018年1月1日より下記のご予約ページからチケット販売開始予定です。
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◆ 「是でいいのだ」チケットご予約ページURL
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=45cd41c52d

音楽:原田裕介
音響:畠山峻
映像撮影・編集:佐藤駿
宣伝美術:渡邊まな実
舞台美術協力:扇めぐみ
協力:犬など、バストリオ、People太、ブルーノプロデュース、シバイエンジン
企画・制作:小田尚稔