どちらがさきに口火をきったのか、もうわからない。vol.6

2018.2.3 - 2.4

<SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.7>

どちらがさきに口火をきったのか、もうわからない。vol.6

吉田アミ、か、大谷能生

出演

吉増剛造、吉田アミ、大谷能生、rokapenis(映像)、ucnv(映像)

アフタートークゲスト

佐々木敦(3日)、郡淳一郎(4日)

日時

2018年
2月3日(土)19:00
2月4日(日)14:00

料金

予約3,000円 当日3,500円

2.3 SAT19:00
2.4 SUN14:00
  • 開場は開演の1時間前からになります。
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言葉、と、即興
文字、と、こえ
音楽、と、文学
吉田アミ、か、大谷能生
が送る前衛朗読イベント、
「どちらが先に口火を切ったのか、もうわからない。」
現代日本最大の詩人、吉増剛造を迎え
映像にrokapenis,ucnvを配し、
2017年度総決算のライブ・パフォーマンス2DAYS!

チケット予約:_
下記のページからチケット予約受付。
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<『口火 vol.6』チケット予約ページURL>
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=b924cd8ace
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定員に達しましたので、予約受付は終了しました。なお、各回若干枚の当日券もご用意しております。
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※定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、必ず事前にご一報ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

主催:吾妻橋ダンスクロッシング実行委員会
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:シバイエンジン

吉田アミ、か、大谷能生(よしだあみ、か、おおたによしお)

前衛文学/朗読ユニット。これまでに『人の道御三神といろはにブロガーズ』(笙野頼子)、『ドグラ・マグラ』(夢野久作)、『死んでいない者』(滝口悠生)、『ブルーシート』(飴屋法水)など、多くのテキストを朗読と即興演奏によってあらたに舞台化する。2015年のオリジナル作品『デジタル・ディスレクシア』では映像に斉藤洋平、俳優に岩渕貞太、衣装・出演に有本ゆみこ(SINA SUIEN)を迎え、文字/声の表現の立体化の可能性を追求した。

吉増剛造 (よします ごうぞう)

1939 年東京に生まれ。現代日本を代表する詩人として半世紀に及び、現代詩の世界をリードする。多くの著作が海外翻訳される他、若い世代の表現者にも影響を与えている。
朗読パフォーマンス、パノラマカメラや多重露光を用いた写真表現、オブジェ、映像の制作に至るまで、多彩な創作活動を展開。近著に、詩集『怪物君』(みすず書房 2016)、『我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!』 ( 講談社現代新書 2016)など。また「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(東京国立近代美術館 2016)「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展」(足利市立美術館 2017)など美術館での企画展も開催されている。
「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展」は2018年に沖縄県立博物館・美術館、渋谷区立松濤美術館への巡回も予定されている。

吉田アミ(よしだ あみ)

音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD「astrotwin+cosmos」がアルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。文筆家としても活躍し、小説やレビュー・論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。
・ブログサイト http://amiyoshida.hatenablog.com/
・Twitter https://twitter.com/amiyoshida

大谷能生(おおたに よしお)

1972年生まれ。音楽(サックス・エレクトロニクス・作編曲・トラックメイキング)/批評(ジャズ史・20世紀音楽史・音楽理論)。96年~02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』や、単著『貧しい音楽』『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』など著作多数。音楽家としてはsim、mas、JazzDommunisters、呑むズ、蓮沼執太フィルなど多くのグループやセッションに参加。ソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』、『舞台のための音楽2』をHEADZから、『Jazz Abstractions』をBlackSmokerからリリース。映画『乱暴と待機』の音楽および「相対性理論と大谷能生」名義で主題歌を担当。チェルフィッチュ、東京デスロック、中野茂樹+フランケンズ、岩渕貞太、鈴木ユキオ、大橋可也&ダンサーズ、室伏鴻、イデビアン・クルーなど、これまで50本以上の舞台作品に参加している。また、吉田アミとの「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を継続的に展開中。山縣太一作・演出・振付作品『海底で履く靴には紐がない』(2015)、『ドッグマンノーライフ』(2016/第61回岸田戯曲賞最終選考候補)、『ホールドミーおよしお』(2017/Corich舞台芸術祭・演技賞受賞)では主演を務める。最新作はJazz Dommunisters『Cupid,Bataille &Dirty Microphone』(2017/Taboo-Villege)。
・webサイト http://www.ootany.com/

UCNV

プログラマー/アーティスト。
コンピュータ上で画像や映像を破損させるプログラムを開発し、それらを用いて作品制作やライブパフォーマンスを行う。
http://ucnv.org/

斉藤 洋平(rokapenis/VEJ)

VJ/映像作家。2000年よりrokapenisとしてVJを始める。大阪・東京のアンダーグランドシーンの重要イベントでVJを務める。world’s end girlfriend /mouse on the keys/DEDEMOUSE/BLACK SMOKER RECORDSの専属VJ。テクノ/ロックから前衛音楽まで幅広くコラボレーションやセッションを行う。VJと平行して大量のミュージックビデオも作成し続ける。またダンスカンパニーBABY-Qの映像作家として数々の海外公演に参加。2010年より自らのイベントV.I.I.Mprojectも定期的に開催している。

アフタートークゲスト:佐々木敦(ささき あつし)

批評家、HEADZ主宰。SCOOL運営。

アフタートークゲスト:郡淳一郎(こおり じゅんいちろう)

オルタナ編集者。ビクター音楽産業を振り出しに『キネマ旬報』,フィルムアート社,『ユリイカ』を転々。おもな編集書に鈴木一誌ほか『知恵蔵裁判全記録』(太田出版),矢川澄子『いづくへか』(筑摩書房),高橋信行編『足穂拾遺物語』(青土社),吉田アミ『サマースプリング』(太田出版),『アイデア』354「日本オルタナ出版史」,367「日本オルタナ文学誌」,368「日本オルタナ精神譜」,『組版造形 白井敬尚』(DNP文化振興財団)など。