ポストゼロ年代演劇の新潮流②<br>青年団 平田メソッドと俳優<br>ゲスト:河村竜也、大竹直

2018.7.1

ポストゼロ年代演劇の新潮流②
青年団 平田メソッドと俳優
ゲスト:河村竜也、大竹直

セミネールin東京vol.5

レクチャー担当

中西理(演劇舞踊評論)

ゲスト

河村竜也、大竹直(青年団)

日時

7月1日(日)19:00スタート

料金

前売:2000円 当日:2500円
(+1drinkオーダー)

7.1 SUN19:00
  • オープンはスタートの30分前になります。
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_1990年代以降の30年間は青年団の平田オリザの生み出した現代口語演劇*1が日本の現代演劇の原点となっているのは間違いない。チェルフィッチュの岡田利規と東京デスロックの多田淳之介をポストゼロ年代演劇の先駆と述べたが彼らはいずれも平田オリザの方法論を批判的に継承することで登場してきた。その後の柴幸男、松井周らもその延長線上にあり、今後このセミネールでも綾門優季、山田百次、玉田真也ら青年団演出部の新鋭作家らを相次ぎ取り上げたいと思っている。そうした大きな流れを考え「ポストゼロ年代演劇の新潮流」を継続していくためにはチェルフィッチュの後に青年団と平田オリザを取り上げたい。
_ただ、演出における平田メソッドなど平田オリザ自身の方法論についてはこれまでもセミネールや批評論考で繰り返し論じてきた。
_それで今回は前回論じたチェルフィッチュと山縣太一の関係同様に平田の方法論、特に現代口語演劇が実際の舞台の現場で俳優にどのように構築されているのかを考えてみたい。平田がかつて俳優を人形やロボットに例えたことから青年団の俳優のことをあやつり人形の如くに考えている人がいるようだが、実際の役作りがそんなに単純であるはずがない。今回は最近の青年団を代表する中堅男優2人(河村竜也、大竹直)を招き、彼らがそれぞれどのようなアプローチで演技を行っているのかを検証していきたい。
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主宰・中西理

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