どちらがさきに口火をきったのか、もうわからない。vol.5

2017.10.14

どちらがさきに口火をきったのか、もうわからない。vol.5

吉田アミ、か、大谷能生

出演

吉田アミ、か、大谷能生
ucnv(映像)
戸塚泰雄(デザイン)

トーク

「声に出され、手で書かれた言葉が活字になり、印刷され、本になる過程について」
大谷能生、吉田アミ
聞き手:滝口悠生 (小説家)

日程

10月14日(土)19:00開演

料金

予約2,000円 当日2,500円(+1DrinkOrder)

10.14 SAT19:00
  • 開場は開演の1時間前からになります。
  • ライブ終了後にトークディスカッションがございます。
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言葉は活字に成るとき、何が消えて生まれるのだろう?_
_前衛朗読イベント第5回!_今回は言葉と映像の実験をします。言葉が声に発せられ、書き文字に成り、活字で打たれ、印刷されるプロセスに含まれる可能性。消えていったものと生まれたものが同時に立ち上がるとき何がそこに立ち現れるのだろう?_刮目して待て!

予約方法:
SCOOL(info@scool.jp)にてメール予約受付。
※件名「口火vol5」本文に「名前」「電話番号」「枚数」をご記入ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります(24時間以内に返信します)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※予約キャンセルの場合は、お手数おかけしますが、 必ず事前にご一報ください。

お問合せ:SCOOL
メール info@scool.jp

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「どちらがさきに口火をきったのか、もうわからない。vol.4 歌を読む ゲスト:山本精一」
記録写真 撮影:前澤秀登

吉田アミ、か、大谷能生

即興演奏と現代文学を結ぶ朗読ユニット
書き言葉を舞台上で引き裂き、揺らめかせようとする試み!

吉田アミ(よしだ あみ)

音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD「astrotwin+cosmos」がアルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。文筆家としても活躍し、小説やレビュー・論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。
・ブログサイト http://amiyoshida.hatenablog.com/
・Twitter https://twitter.com/amiyoshida

大谷能生(おおたに よしお)

1972年生まれ。音楽(サックス・エレクトロニクス・作編曲・トラックメイキング)/批評(ジャズ史・20世紀音楽史・音楽理論)。96年〜02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』や、単著『貧しい音楽』『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』など著作多数。音楽家としてはsim、mas、JazzDommunisters、呑むズ、蓮沼執太フィルなど多くのグループやセッションに参加。ソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』、『舞台のための音楽2』をHEADZから、『Jazz Abstractions』をBlackSmokerからリリース。映画『乱暴と待機』の音楽および「相対性理論と大谷能生」名義で主題歌を担当。チェルフィッチュ、東京デスロック、中野茂樹+フランケンズ、岩渕貞太、鈴木ユキオ、大橋可也&ダンサーズ、室伏鴻、イデビアン・クルーなど、これまで50本以上の舞台作品に参加している。また、吉田アミとの「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を継続的に展開中。山縣太一作・演出・振付作品『海底で履く靴には紐がない』(2015)、『ドッグマンノーライフ』(2016/第61回岸田戯曲賞最終選考候補)、『ホールドミーおよしお』(2017/Corich舞台芸術祭・演技賞受賞)では主演を務める。最新作はJazz Dommunisters『Cupid,Bataille & Dirty Microphone』(2017/Taboo-Villege)。
・webサイト http://www.ootany.com/

UCNV

プログラマー/アーティスト。
コンピュータ上で画像や映像を破損させるプログラムを開発し、それらを用いて作品制作やライブパフォーマンスを行う。
http://ucnv.org/

戸塚泰雄(とつか・やすお)

書籍を中心としたグラフィックデザインのほか、『nu』『なnD』『10年メモ』を編集・発行。
http://nununununu.net/

滝口悠生(たきぐち・ゆうしょう)

小説家。1982年生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。15年、映画「男はつらいよ」シリーズをモチーフにした『愛と人生』(講談社)で野間文芸新人賞。16年、『死んでいない者』(文藝春秋)で芥川賞。デビューから一貫して小説におけるナラティブ(語り)を重視した作品を発表。音楽や映画や落語などしばしば異ジャンルへと侵蝕しながらユーモラスな小説世界を展開する。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』、最新作は『茄子の輝き』(ともに新潮社)。
https://twitter.com/takoguchiyusho